126社落ち就活生のブログ

14卒の就活生が経験したこと。反面教師にでもしてください。文具業界やオフィス家具業界を中心に就活しましたが、大学職員に落ち着きました。

「どんなに小さな会社でもいいからこの業界で働きたい」と考える就活生へ ~文具業界編~

切羽詰まって泣きながら卒論書いてます。どうも。

もうすぐ1月になり、選考がいよいよ本格化しますね。今回は業界研究というか、企業探しというか、そんな感じの話です。

 

僕は生粋の文房具マニアでして、文具業界は様々な企業を受けました。文房具は誰しも使うものであり、非常に身近で愛着がわく大切なモノです。これに憧れを抱いて「自分も世界中で使われるような文具を生み出したい」と野心を持っている、僕と同じような就活生も多いと思います。

 

しかしこれは就活。文具マニアと文具会社に就職できる人は違います。文具愛を主張し続ければ採用になるとも限りません。

 

 

ところで、文具業界で働きたいと考えてる方々は、いったいどれほどの文具メーカーをご存知でしょうか?

 

 

 

コクヨ三菱鉛筆・PLUS・キングジム・パイロット・ぺんてる

 

これらの企業は誰でも知ってる超有名な企業です。

 

 

デザインフィル・サンスター文具トンボ鉛筆リヒトラブライオン事務器・マックス

 

ここらへんだと文具好きなら知っている企業ですね。

 

 

ンミ堂・ナカバヤシ・MARK's・ライフ・クツワ・ヒサゴ・ショウワノート・マルマン・オート・レイメイ藤井・サカモト・セキセイ・カール事務器・サンビー

 

かなり文具マニアでなければ知らない企業だと思います。文具メーカーはまだまだたくさんあり、採用活動を行っている企業は多々あります。

 

もし「文具業界に入りたい」と考えるのならば、ちょっと考えて欲しい。あなたの言う「文具業界」は最初に書いたコクヨみたいな超有名企業のことしか考えてないのではないか、と。

 

例えばバインダーや高品質ノートのように特定の分野に特化して勝負している文具メーカーはたくさんあります。「文具メーカー=総合事務機器メーカー」ではありません。これはどの業界でもあることですが、注目するのは有名な企業ではなく、ニッチな商品で生き残ってる企業です。これを見つけることは、簡単なようで難しい。

 

 

今回はそんな「あんまり目立たないしリクナビとかに載ってないけど採用活動はしてる」企業の探し方を書いてみます。

 

 

株式会社レイメイ藤井 採用情報(http://www.raymay.co.jp/recruit/

例えばこんな感じに、就活サイトには掲載せず自社HP上でのみ情報公開をしている企業は、就活生にとって見つけるのがなかなか難しい。まず企業を知るチャンスがない。

 

そこでオススメしたいのが

業界紙 ②業界団体

この2つです。

 

まず①業界紙ですが、文具関連なら

「文マガ」(http://www.nichima.co.jp/

「オフィスマガジン」(http://www.ofmaga.com/

があります。各社が発表した新製品の情報が入手でき、そこから企業を知ることが出来ます。知らない企業名があったらとにかくググることで既知企業を増やしていきましょう。

 

②業界団体については、

一般社団法人全日本文具協会」(http://www.zenbunkyo.jp/

一般社団法人大阪文具工業連盟」(http://www.bungu.ne.jp/

 

日本筆記具工業会」(http://www.jwima.org/

日本ファイル・バインダー協会」(http://www.j-fba.jp/

日本鉛筆工業協同組合」(http://www.pencil.or.jp/

一般社団法人東京文具工業連盟」(http://www.bungu.or.jp/about.html

 

だいたいこんなかんじにあります。これらのページにある「会員名簿」「組合員名簿」といった場所を見てみましょう。きっと驚くはずです。こんなにメーカーがあったのか、と。

 

ここに出てくる会社をググっては採用情報を確認し、またググってはの繰り返しを僕はやってました。自分の知っていた文具業界があまりにも氷山の一角であったことにショックを受けるほど、文具メーカーは数多くあります。

 

こうやってひっそりと隠れた求人を見つけることができれば、幸運であると思います。本当に小さくてもいいから文具業界で働きたいと思う人はぜひ試して下さい。

「こんな名前も知らない小さな会社は嫌だ」と考える人は、それは文具業界で働きたかったのではなく、有名な文具会社で働きたかっただけです。そういう人はどうぞ大手だけ受けて、あとは本当に業界を目指してる人に譲ってあげて下さい。

 

 

 

僕はこんな感じで企業探しをしました。この手段をもうひとつ、「オフィス家具」業界でもやりました。それについては後日、卒論で生きるか死ぬかをしてなければ書こうと思います。