126社落ち就活生のブログ

14卒の就活生が経験したこと。反面教師にでもしてください。文具業界やオフィス家具業界を中心に就活しましたが、大学職員に落ち着きました。

「どんなに小さな会社でもいいからこの業界で働きたい」と考える就活生へ ~大学職員編2~

お久しぶりです。めっきり寒くなり出勤中に体調を悪くしがちな毎日を過ごしています。いかがお過ごしでしょうか。

 

「どんなに小さな会社でもいいからこの業界で働きたい」と考える就活生へ ~大学職員編~ - 126社落ち就活生のブログ

 

今回はこれの続きのようなものです。前回では概念的なことしか述べていなかったので、もうちょっと具体的なことについて書いてみたいと思います。

 

 

 

大学職員という職業は、あまり求人が多くないことがよく知られています。実際、大きな大学では数十人の採用もありますが、僕が様々な大学を受けた感覚としては採用人数は5人程度が普通でないかと思います。1人だけの採用も結構あります。

 

 

人数だけ見ると狭き門なのは明らかですが、これをどう捉えるかは人によるものです。僕は製造業を中心に就活をしていたので5人程度の採用でも「こんなもんかぁ」と思えたのですが、銀行や保険業を中心に就活をしていた人にとっては「こんなに少ないの!?」と思うはずです。だから異常に狭き門として考えてしまう。他業種の平均採用人数を大体把握してると、無駄に焦ることはなくなると思います。

 

 

 

 

 

さて、僕は生まれてこのかたずっと関東で生活しているため、関東以外の地域にどのような大学があるかについてはほとんど知りません。関東なら「早慶上智・GMARCH日東駒専大東亜帝国…」と語呂合わせで大学を言えますが、それ以外は「関関同立」くらいしか分かりません。自分の住んでいる地域から離れた場所にある大学について、実はあまり知らないと言う人は多いんじゃないでしょうか。

 

何も早稲田や慶応、立命館といったところだけが大学ではありません。皆さんが考えている以上に大学はたくさんあります。

また、大学は4年制のいわゆる「普通」なものだけでなく、東京音楽大学日本体育大学のような一分野に特化した大学、医療・歯科・薬科・看護といった高度な専門性を有する大学、福祉や商科の専門校など、日本の大学は多岐にわたった種類があります。

 

4年制の大学だけが大学じゃない。これを頭に入れて求人を探すと、思わぬ発見があるはずです。

 

 

 

協会のご案内 : 加盟大学案内|日本私立大学協会

これは全国の私立大学が加盟する「日本私立大学協会」のHPにある加盟大学一覧です。これを見ると2014年11月16日現在405校が加盟していることが分かります。見てみると有名な大学から、聞いたこともない名前の大学までずらっと並んでいます。

これら全てが毎年求人をしているわけではありません。それに今後大学という業界は厳しさを増していくことは分かりきっています。在学生が1人になってしまい、苦境に立たされた兵庫県聖トマス大学のような例もあります。安易に大学職員になるのも、正しいと言い切ることは出来ません。

 

ただ、おそらくみなさんが考えている以上に大学は多い。文科省のHPによると全国の私立大学の総数は597校。決して小さな業界ではない。なら、チャンスは必ずあります。

 

 

 

あくまで僕が就活した時の感覚ですが、私大職員の採用は結構遅くまでやっているものです。一般の企業が4月までに採用を決定しようと急いでいるなか、私大職員はそれ以降、夏くらいまでかけてゆっくりと始まる印象でした。また、秋以降も2次採用をする大学は多いです。

 

大学職員を目指す方は、とりあえず大学をググって採用情報を確認してみたらいかがと思います。

 

 

 

僕も職員として働く以上、昨今の大学業界の情報は知っておくべきでしょう。なにか仕入れたらまた報告したいと思います。

 

 

 ちなみに全国の大学総数は、面接でよく聞かれる内容です。知っておいて損はないので、文科省のHPで確認をしておくことをオススメします。