126社落ち就活生のブログ

14卒の就活生が経験したこと。反面教師にでもしてください。文具業界やオフィス家具業界を中心に就活しましたが、大学職員に落ち着きました。

ビックサイトに行くだけが合同説明会ではない。という話

お久しぶりです。まだまだ寒いですが梅の木は着々と花を開かせています。確実に春に向かっているという実感が感じられる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 

16年卒から就職活動が3月スタートとなり、その目前とあって思い悩む学生も多いと思います。いくら悩んだって時間は経過していきますし、うだうだ考えるよりは開き直って就活をスタートしたほうが気が楽かと思います。

 

 

そんななかで始まっていくのが「合同説明会」。就活と言えばコレが思い浮かぶ人もいるんじゃないでしょうか。広いイベントスペースにブースが立ち並び、真っ黒なスーツを着た若人が列をなして説明を受けている。もはやハロウィンやクリスマスと並んで風物詩化したようなこのイベントがいよいよ始まるわけです。

 

リクナビマイナビを見ていると、どんどん合同説明会の情報が入ってくると思います。僕は関東在住なので、コミケでおなじみ東京ビックサイトや神奈川のパシフィコ横浜といった巨大なイベント会場で開催された合説に参加しました。「就活ってこんなもんなのか~」という雰囲気がよく分かるイベントでした。有意義かどうかはともかく、この時に感じた敵の多さの感覚は、その後の就活でも役に立ったものでした。

 

 

みなさんも今後合説の案内がたくさん舞い込んでくるものと思いますが、ここで僕から少しだけ言っておきたいことが、「合説はそんな規模の大きいものばかりではない」ということです。

 

 (画像はhttp://matome.naver.jp/odai/2138686324932807601より拝借)

 

 

合説と聞くと、広大なスペースに100社以上の企業がブースを出している、そんなイメージがあると思います。

もちろんそれは間違いではなく実際に存在します。ただ、そのような合説はマイナビリクナビが開催しているもので、言ってしまえば人気企業しかブースを出せない「一般向け合説」です。どこもかしこも名前の聞いたことがある有名企業ばかり。もちろん入社できることならしたいですが、競争率も桁違い。就活以前に椅子の奪い合いから始めなければなりません。

 

 

就活の初期段階ではこのような合説に参加するのはよいと思います。僕も、必死に参加していました。しかし時が経つにつれ「これは採用にはつながらない。エンターテインメントでしかない」と感じるようになりました。

こんな有名企業しか出展しない、競争率の高い合説は結局採用までつながらない。ただ仕事の話を聞くだけで、そんなのネットで見りゃ分かるよ。といった具合に、本当に意味があるのか疑問をぬぐえなくなりました。

 

 

そこでおススメしたいのが「大学限定の合同説明会」と「大学内合同説明会」の二つです。

大学限定の合同説明会とは、例えば「A大学・B大学・C大学の学生のみ参加可能」といったように、対象が限定されている合説です。ここに出展する企業は、その大学からの採用を前提にしているため、競争率はそこまで高くない。一方で聞いたことがないような企業も数多く参加します。「名前知ってる企業が参加しないから行かなくていいや」というのは、ちょっともったいないのではないでしょうか。あなたが知っている企業は、おそらくほとんどの学生も知っています。そんな競争率が高いところ狙いでは、NNTの危険もある。すこしばかし興味を持って、いろんな企業に触れてみてはどうでしょう。

 

大学内説明会とは、例えば「A大学の学生のみ参加可能」というようにさらに条件が絞られた合説です。競争率は低いですし、なにより採用活動に直結しやすい。僕も何度か参加しましたが、その場で直接面接の予定を決めたり、簡易版ESの提出をしたりと、非常に企業と距離が近いのが特徴です。ガツガツ行けば、名前を覚えてもらえるかもしれません。大学によって異なりますが、かなりの頻度で行われる場合が多いようです。

 

 

 

これらの合説は、基本的にネットよりも大学の就職課で探した方が見つかりやすいはずです。こまめに就職課に向かい、掲示板なり配布物なりを漁ることが確実でしょう。

 

僕は暇さえあれば就職課に行って情報収集していました。「就活は情報戦」とはよく言ったもので、本当に有益なことはネットではなかなか見つからないんだなぁと実感した場所でした。

 

 

 

 

 

 

 

【追記】

 他にも、商工会議所の主催や自治体の開催する合同説明会もあります。リクナビとかはどうしても肌に合わない人や、出展企業に恣意的な物を感じる人はこういった堅実な情報も探してみてください。

 

大卒等就職情報WEB提供サービス - 大卒等就職情報WEB提供サービストップ(学生・既卒者メニュー)

これは厚生労働省が提供している採用情報のポータルサイトです。全国で開催される採用イベントの情報も充実してます。結局、こういうところの情報が最終的に一番良かったりするものです。