新聞記事検索での企業研究と謎ジンクス
お久しぶりです。すっかり夏です。バテてます。
とは言いつつクーラーの効いた部屋の中で黙々とPCを打つ仕事上、あまり疲れは感じていない日々です。
この気温の中を歩きまわる営業職や販売職の方々には頭が上がりません。
さて、今回は企業研究についてです。
8月を目前に、一度就活をリセットしてやり直す、もしくは持ち駒が無くなり最初からリスタートを切る方々も多いと思います。今一度企業研究から見なおして、再度挑戦をする。
その意気です。暑いですが頭のなかは冷静にいきましょう。夏だからってヤケになっては1~4月の繰り返しになってしまいます。
僕は企業研究の手段として、HPやパンフレットを見たりOB訪問をする以外に、大手新聞社が提供している新聞記事検索を頻繁に利用していました。
例えば読売新聞社が提供するヨミダス歴史館、朝日新聞社の聞蔵、毎日新聞社の毎索、日経新聞の日経テレコンなどです。
おそらく大学の授業で使った人も多いと思います。過去の新聞記事を検索できるアレです。基本的にどれも有料ですが、大学の図書館などで無料で使えるものだと思います。
あまり企業の情報が集まらない時や、3次・4次選考まで来た時に僕は企業名を検索し、直近10年の記事をすべて洗い出しました。
記事検索すると、新商品の紹介記事やインタビュー、大手企業になると人事関連の記事も見つかります。(主に日経が充実してます。内容は難しいですが)
新聞記事検索による企業研究の良いところは、企業が言いたがらない負の面も見つかることがある、というものです。特に大企業は過去に犯した失敗や法律違反があることもあります。
競売で不正を働いた、社員が犯罪を犯した、不透明な上層部の動きがあった・・・など、会社説明会では聞くことができない内容が結構転がってることがあります。
でも、就活生としては企業の負の面を知ったところで得することはありません。むしろ、そのことを口にすれば「厄介者」の烙印を押されかねない・・・
そうです。「相手企業の触れられたくない所」をあらかじめ把握しておく。このことで「余計なこと」を言ってしまう予防線を張っておくことが出来ます。
もちろん、直近の新製品や企業の社会貢献活動などは知っておいて損はありません。そのことを面接で言えば「よく調べているな」となるかもしれない。
とまぁ僕は上記のことを考えて、重要な面接の時には必ず新聞記事検索による企業研究をしていました。
しないよりはするほうが良いに決まってる。そう思ってやっていました。
しかし、なぜか新聞記事検索による企業研究をした企業は、ことごとく調べたあとの面接で落とされてしまいました。
自分でも不思議でしかたありませんでした。おそらく100%の確率をはじき出していました。
「企業のことを調べて、よく考えてるんだから間違ってるはずがない」
ずっとこう考えて、落とされても落とされても新聞記事検索をしていました。
でも全く上手く行かなかった。もはや「新聞記事検索で検索した企業には落ちる」というジンクスを抱えていた状態です。
偶然だとは思います。でも驚くほどジンクス通りに進む。怖くなって途中で止めてしまったら、内定をいただいた。
なんだったんでしょう。良く分かりません。
この企業研究の手段自体、悪いものではないと思います。みなさんもどうぞ試してみて下さい。
そしてこのジンクスが偶然だったと誰か教えてください。