126社落ち就活生のブログ

14卒の就活生が経験したこと。反面教師にでもしてください。文具業界やオフィス家具業界を中心に就活しましたが、大学職員に落ち着きました。

四季報での企業研究が結局よく分からなかったこと。

「企業研究や業界研究、やれとは言われてるけど何をしたらいいのか」

 

プレエントリーが始まる12月を目前に、大体の人が考えることだと思います。学校で行われるセミナーや就活サイトでは企業のHPから情報の集め方・四季報の読み方などを教わることがあると思います。

 

 

私も会社四季報を買いました。で、あまり使わずに終わりました。

理由は簡単です。受ける企業がことごとく載ってなかったからです。

 

 

会社四季報にはたくさんの企業が載っています。私が買った「就職四季報2014年版」には5500社載っているみたいです。

 

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 ただ、四季報に載っているのは上場企業や、名の知れた企業がほとんどです。そんなところに簡単に面接まで行ければ苦労しないし、四季報に載ってるほどの企業ならネットで探せば情報はいくらでも入手出来ます。

 

私は最少で社員6人の企業を受けた事があります。もちろん中小零細なので、ネットで探しても情報は手に入らない。本当に欲しいのはこういう企業の情報なのに。

 

 

企業研究の最たる部分は「この会社とあっちの会社、何が違うの?」だと思います。

同業他社が数多くあるなかで、なんでこの会社なのか。これが言えれば志望動機や自己アピール、業界知識が問われた時にも派生して答えられます。

 

ただ、「言えれば」です。これが簡単には言えませんし、見つけられません。

 

その会社の製品を調べて、「こういう機能が他社と違う」「デザインがこう違う」といった差異を見つけることは簡単です。ただ、それはあくまで製品であり会社の違いではありません。会社の違いを見つけるには、やはり働いてる人の話を聴かねばなりません。そこから何とか他社との違いをひねり出し、あとは堂々と言うだけです。

 

 

四季報は確かに便利です。平均年齢から営業利益まで細かい数値が分かります。

でも私はその数値が理解できなかった。働いたことがないし経営を学んだこともなく「経常利益」「純利益」と言われてもピンとこなかった。だから人事の話を聴くしかありませんでした。

 

 

 数値から会社の違いを見いだせる人は素晴らしいと思います。でも私は分からなかった。だから数多くの企業を受け、差異が感覚で分かるようになるしかありませんでした。

 

 

なにはともあれ、とりあえず四季報読んでみてはいかがでしょうか。

 ただの読み物としても結構面白いです。「へぇ~こんな会社があるんだ」の感覚は結構大切だと思いますよ。