126社落ち就活生のブログ

14卒の就活生が経験したこと。反面教師にでもしてください。文具業界やオフィス家具業界を中心に就活しましたが、大学職員に落ち着きました。

就活はやっぱりお金がかかると思う話

http://www.j-cast.com/2013/12/01190506.html

「就活生に「受験料」2525円求める ドワンゴが発表」

 

ちょっと前に話題になりましたね。就活生の本気度を見るために受験料をとる。賛否両論ある決断だと思います。

 

企業としては就活サイトで簡単に応募できることによってウン千人も選考を行わなければならない。そりゃあひどくめんどくさいものだとは思います。

テストで一気に切るのも手かもしれないけど、「あそこは学歴差別だ」「人を見ようとしない」と噂が流れるかもしれない。でも一人ひとり選考してたら人も時間も足りない・・・

 

企業としては難しい選択だと思います。僕は所詮学生なので企業の立場や主張の意図などはまだ理解できているはずもないでしょうが。

 

一つだけ言わせていただきたいのは、まぁ僕だけかもしれませんが、就活に必死な学生にとって2525円なんて、それで本気度が伝わるなら安いもんだと思わざるをえない状況だということです。

 

 

これは1つ前のエントリーでも書きましたが、企業に本気度を見せるのは難しい。面接で不十分なら、手紙も書くしなんでもしますよの状態。お金で本気度が伝わるなら、2525円なんて安いもんです。

 

就活はやっぱりお金がかかります。殆どの人が一番きつく感じたのは交通費でしょう。

僕は郊外に住んでいたおかげでそこまでかかりませんでした。それでも140社近く受けたらそりゃ高く付きましたよ。

交通費が支給された企業なんて3社しかありませんでしたし。

 

一日に選考が同じ場所でやる場合、喫茶店やネットカフェにいました。(虎ノ門駅のPRONTOにはお世話になりました)

だんだんとその費用も勿体無く感じ、公園にいることも多かったです。(芝公園、ありがとうございました)

 

あとは履歴書・ESに貼る写真ですね。これ1枚結構します。スピード写真じゃダメとか何だかんだ言われたので写真屋で焼き増しして使ってました。結局何枚焼いたのか、思い出したくもありません。

 

 

 

要するに就活にはただでさえお金がかかります。そんなことは皆知ってます。だから「お金がかかることは百も承知」である就活生にとって、交通費や写真代は必要経費みたいな感じで意味が無いと分かっていても使わざるを得ないお金と理解しているはずです。

それが「受験料」として、意味のあるお金に変わってくる。これまでJRやメトロに捨てるように払っていたのと同じお金が、「本気度」として意味のあるお金に変わる。

これを使わない手はありません。

 

僕は学生なので学生の身分からでしか意見を言えませんし、「金の使い方も知らない若造が」と思われるかもしれません。ただ内定を得られるのならウン十万の受験料だって安く感じる。就活をしてる当の本人たちにとって、「人物重視」の世の中でお金でカバーできることがあるなら、当然やる。

 

就活生は最初からそれくらい必死です。それを「本気度がある人だけの受験を」と言われても、逆に企業が学生をどういう目で見てきたのか気になるところです。

 

 

 

 この受験料制度、一概には否定できません。何度も書くように僕は就活生の立場でしかまだものが言えません。今後もしかしたら一般的な制度になるかもしれませんね。

そしたら就活生切符とかで交通費安くしてくださいよメトロさん