126社落ち就活生のメンタルと「内定とりゲーム」
お久しぶりです。少しづつ暖かくなってきました。
4月になれば僕も社会人。こんな青二才が本当に働いていいのかとも思いつつ、楽しみに待っている状況です。
ここ最近で就活のニュースをずっと見てきました。時期が時期なだけにかなりの話題が飛び交っている印象です。ドワンゴが採用有料化で行政指導を受けましたね。以前のエントリーで書きましたが、まぁ当然といえば当然の結果だとは思います。
『「100社応募は会社に失礼」神田うのの就活理論に批判殺到!!』
ドワンゴの件で話題になったニュースです。僕はこのニュースを見た時に「100社受けるっていうのは世間的に見ると多い方なんだろうなぁ…」と思いました。自分としては100社は折り返し地点みたいなもんでした。
会社に失礼かどうかはともかく、僕は実際に140社ほど受けて126社に落ち、ボロボロの状態で就活を終えました。この話をすると大体の人に「就活鬱」「就活自殺」の心配をされるのですが、僕はまったく鬱にはなりませんでした。
もちろん、気分が深く落ち込み無気力になる時もありましたが、一晩寝れば忘れてしまいます。就活は確かに苦痛でしたが、126社落ちても割りとケロッとしていた。
理由を自分なりに考えてみたのですが、どちらかというと僕は就活をゲームのように考えていたと思います。いわゆる内定とりゲームです。
よく「マッチングを考えて企業を受けろ」「自分にあった企業を探せ」と就職課や先生たちに言われると思います。たしかにその通りだと思います。
でも、数ある企業の中から自分にマッチする企業を見つけても、内定をもらわなければ話になりません。どんなに時間をかけて企業とのマッチングを探っても、落とされたらそれこそ時間の無駄です。
ですから僕は
「自分にあった企業を探す」→「採用試験を受ける」→「内定をもらう」
のではなく
「内定をもらう」→「自分にあった企業を探す」
これが最善の方法だと考えて行動していました。
つまり、とにかくまず内定を勝ち取る。複数の企業から選択肢を得た時点で、マッチングを考えてどれに入社するか決める。この方法が楽だと考えました。
だから僕は興味のない企業もポンポン受けました(一応興味のある業界だけで、金融や飲食は受けませんでしたが)。内定がなければマッチングもクソもない。似たようなことやってる企業なら時間の許す限り採用試験を受けました。
こうして受けた企業が140社まで膨らみました。そして、よく企業研究して「この企業こそ自分にあった企業だ!」と考え受けることはしなかった。
だから126社落ちても平気でした。受ける企業に思い入れなんてありません。
結局、4社ほどから内定を得て、そこでようやくマッチングを考え入社する企業を決めました。
先述のニュースの通り言うなら、僕は企業に対し非常に失礼な態度でありました。でもそんなこと気にして入られない。向こうが面接で良い顔しながらお祈りするなら、こっちも「御社が第一希望」を連呼して、内定辞退しまくってやる、と。
結構卑屈な性格なのかもしれません。まぁ「辛い就活で正確がゆがんだ」と言い訳しときます。